自分 音楽史
自分の音楽キャリアと背景について － もちろん、ギターを軸にしてですが。広範な興味を引く内容でもないと思いますが、アレンジ作品にいくばくかの影響を及ぼしているだろうとも思いますので... ;-)
初期から中期までのギターライフ
最初のギター演奏は... もちろん、ビートルズ The Beatles !
1967年に札幌で生まれる。両親の影響で音楽好き（漬け）に育ち、特に "ビートルズ The Beatles" と、様々なロック Rock や クラシック classic music に親しむ。家にギターがあったため、自然な成り行きで９歳頃に演奏を始めるが、たぶん自分でも何か音楽的な表現をやりたいと感じていたのだろうとも... その想いの原点はビートルズの映画と音楽にあるのは間違いないですが。クラシックギターを数年習っていた母親に簡単な弾き方を習うと、すぐにコードのかき鳴らしと英語の歌に没頭 － もちろん、ビートルズのソング･ブックを見ての弾き語りで、このプレイスタイルは今もって私の楽しみでありマス！
様々な音楽に様々な演奏法
中学に入りロック度が上昇 - 身近にレコードがあったこともあり、時代より10年以上前の “古い音楽” を聴いていました； Cream, Led Zeppelin そして Deep Purple, など - その後バンドを始めた影響で、当時 80's のヒット系にも親しみましたが。かくも色々と聴いたお陰で色々なギタースタイルを習得； バンド向きのエレキギター奏法からアコースティックのソロギターなどなど。特にクラシック系のギターは細々ながら高校生当時から独学で継続中 - 当時のロック・キッズにはレアでしたが、まぁ私は「プログレ」とか聴いてましたし...
高校を卒業し進学で名古屋へ... 以来、15年以上この地で生活してますが、ある時 - 偶然か必然か - “さらに古い音楽スタイル” と出会うことに... それが ラグタイム Ragtime です。
ラグタイム（ギター）に捕らわれて
音楽本から始めました
あるギター雑誌を読んでいる時に - たぶん 1997 年 - １ページの広告が目にとまり； ギター学校が出版している楽譜や教則ビデオの紹介だったのですが、私が愛好しつつも（当時までは）極端に情報が少なかった ジョン・レンボーン John Renbourn のものがある！- それが（現在では）おなじみの "TAB Guitar School" で、主催の音楽家・打田氏は、これもフィンガーピッキング系で著名な ステファン・グロスマン Stefan Grossman と仕事をされているとのこと。
興味を持って熟読していると、隅の方に１冊の楽譜集が紹介されていました； "ラグタイム Ragtime" という音楽の曲集で映画「スティング」のテーマ... 当時の私の認識も「確か『エンターテイナー』って、あの曲だよな... 弾いてみたいな」程度ですから、まぁ「ちょっと買ってみるか、何か新しいジャンルも面白そうだし」というノリで手紙か何か（まだネットも殆どやっていない時代でしたから!!）で（ついでに）購入を依頼... それで数日後に、編曲したギタリスト自身の演奏が収録されたCDとともに、楽譜集が到着し「じゃ、まず聴いてみますかね...」とCDをセットすると... 信じられない演奏と音楽! 著名な『エンターテイナー』はもちろんですが、全てが素晴らしい曲調、編曲、演奏でした...
以来、いまだにこの音楽に「捕りつかれて」います!
自分でアレンジし勉強もするラグタイム... これはもう "ライフ・ワーク" でしょうか
聴き込むにつれ興味も増す訳ですが、疑問も生じたりします - 特に、有名なＣＤ "Scott Joplin Piano Rags by Joshua Rifkin" を買って聴いているうちに、特に以下のような想いが浮かんできました;
- ピアノ原曲はどうなっているのか？ - ＣＤを聴くと、ギターとピアノで違う点が結構ある
- ラグタイムとはどういう音楽なのか？ - 音楽、歴史、文化... 特に "ラグタイムの王 King of Ragtime" と呼ばれ、かくも素晴らしい曲を作った スコット･ジョプリン Scott Joplin とは、どういう人物だったのか？
そして物語は佳境へ... "続きは乞うご期待 To Be Continued" ということで - アレンジ手法 を次にお読みください...
